ラガーマンの宝物

息子の高校時代の宝物は、
花園のメダルです。




息子にとっては、当然手に
入るものとして持っている
のではなく、半ば偶然手に
入ったようなものです。

色々他人には言えないチーム
事情があり、本来であれば諸
先輩のものであったはずのも
のです。

運がいいのかもしれません。

ただ、優勝時のものなので、
たぶん25個しかない中でも、
特に希少価値のあるもので
はないかと思います。

優勝時吃驚したのは、優勝の
次の日、新幹線で駅に戻って
来た時には人だかりで、私達
夫婦は迎えに行っていて、正
直芸能人が改札から出てくる
のではないかと思う程でした。

丁度三連覇であった事もあっ
たでしょうが、兎に角凄かっ
たです。

私達の横にいた人は、「誰が
下りて(改札から出てくる）来
るの？」って知らないのに待
っている様子でした。

たぶん、芸能人でもと思った
のかもしれませんが、駅員が
ハンドマイクで説明しました
ので、その時、「何ーぁんだ」
って帰るのかと思いきや、ず
っとその人垣におられました。

後から聞くと、部員全員が、
同じ新幹線で戻ってきて、メ
ンバー25人以外は、ほかの改
札から出て、この25人と監督、
コーチやスタッフが中央改札
口からわざわざ出て来たよう
です。

何でそんな事するのか、不思
議な学校です。

生徒が勘違いしないか、親と
して心配になりましたが、そ
の次の年からは、優勝から遠
ざかったので、要らん心配で
したが・・。

駅を出てから広場で盛大な
セレモニーもあり、それを見
れただけでも、幸せでした。

良い思い出を貰って、親とし
ても、運が良かったのかもし
れません。

こんな経験を生かして、今年
こそは。

3回生からの活躍を期待しま
すが、思い通りにならないの
が世の常。

親は手が出せない領域なので
何かの障壁を打ち破って、ひ
と皮むけて欲しいものです。