夏ラグビーの聖地 菅平の楽しみ方 その５

良いチームが一杯来るので、自ずと良い
試合をしたいとまた良いチームが集まっ
てくる。世間でいう「良いスパイラル」
が起こる。

やはり聖地「菅平」なのだ。

息子の大学は、北海道の北見市での合宿な
ので、今後は行くことが無いかもしれない
が、やはり日本を代表する夏合宿は、菅平
であると思っている。

名だたるチームが来ているが、中々会う事
も試合を見る事もなく、いつも決められた
チームとの試合観戦で終わってしまうこと
になる。

後で、あのチームが来ていたんだと思うこ
ともあり、教訓として、計画と情報を駆使
し、計画を立てることが、何よりも大事で
ある。

仕事と同じ「調査力」はもとより、「直感」
も鍛えておくべきでである。

２人のお母さんとは、宿泊先が別であり、
送り迎えが大変であった。

私達夫婦は、前年と同じ別所温泉に宿を取
っていたが、ある手違いで菅平のペンショ
ンに宿を取ることになり、毎日二人のお母
さんを菅平高原を下って上田駅前迄迎えに
行くこととなってしまった。

別所温泉で、温泉につかりながら、疲れを
癒そうと考えていたが、徒労に終わってし
まった。

とにかく、息子の試合という試合は、見ま
くったので、４人とも満足の行く菅平であ
った。

試合の合間には、長野市にある善光寺での
観光で美味しい御蕎麦も食し、七味唐辛子
をお土産にし、楽しい時間であった。

◇ちょっとメモ
信州善光寺のお戒壇めぐり
お戒壇めぐりをすることで、極楽浄土が約
束されると言われています。

瑠璃檀下の真っ暗な回廊を通り、ご本尊下
にかかる極楽の錠前に触れて、ご本尊と結
縁を果たす道場であるとされます。

回廊の中は本当に真っ暗闇で何も見えないが
内々陣の右手を進むと、お戒壇めぐりの入口
です。「右手で、腰の高さに壁をなでて・・」
等と案内板があり、階段を七段の下ると、い
よいよお戒壇めぐりのスタートです。

真っ暗闇の中を、右壁に手を付いて伝い乍ら、
45m歩きます。真っ暗闇ですから相当長く感じ
ます。普通には歩けない為、渋滞が起きます。

右壁に手を置き乍ら歩いていると、程無く、
ご本尊の下あたりで、「極楽の錠前」に触れ
ることが出来ます。

この「極楽の錠前」（鍵）に触れることで、
極楽浄土行きが約束されるのです。

善光寺を参拝するならば、お戒壇めぐりは是非
やっておきたいところです。

中日には、毎年報徳学園との交流BBQ等も計画
されており、感謝感謝のおもてなしに、感動
しっぱなしであった。

いよいよ最終日、名残惜しさはあったが、４人
の高校最後の、菅平ラグビー観戦は終わりを迎
える事となった。

さすがに若い頃のように、すぐには疲労が回復
した訳ではないが、心地良いダルさと菅平に来
れた事に感謝した、楽しい数日間でした。