4月24日 東九州自動車道開通

NEXCO西日本は、東九州自動車道 椎田南IC～豊前IC間
（延長72km）が4月24日に開通すると発表した。

東九州自動車道は、北九州市を起点とし、福岡、
大分、宮崎、鹿児島の各県を結び鹿児島市に至
る延長約436kmの高速自動車国道。今回の開通に
より、東九州自動車道が北九州から繋がり、北
部九州のミッシングリンクが解消。

北九州市～大分市間が従来の3時間20分から1時間
45分へ、大分市～宮崎市間が5時間25分から2時間
50分へなど、主要都市間の移動時間が約半分に短
縮される。
RESPONSE自動車(2016年2月17日（水） 07時45分)

でも、使う人にとっては、反対して強制退去させ
られたみかん農園の方は、非難の的になっているが、
この方にとっては、先祖からのみかん農園を寸断さ
れるわけだから、やはり反対せざるを得ない立場で
もあった事を理解してあげないといけないと思って
いる。

人ごとだから、色々言うのであって、自分の経営し
ている会社や仕事や家族に関わってきたら、同じ事
をする方もいるのではないかと考える。

単に立ち退いて、立退き料や代謝の土地や建物を提
供して貰うだけでは、解消できない、思い出や家族
の歴史等があるのではないだろうか。

日豊本線沿いは、交通網等のインフラの整備が遅れ
ているので、今回の開通で便利にはなるが、少し、
不便さも大事にしないといけないのではないかと、
ふと考えた。

余談ではあるが、名古屋勤務時代に、道路拡張の為
立ち退き交渉を、市の職員がやっていた。

営業先の不動産屋の社長曰く、彼ら市の職員は、え
げつない事言ったり、したり、さながらその道のヒト
みたいだと言っていたのを覚えている。

立退き先に云って、脅したり、すかしたり、何でも
ありだし、身なりもそうであった。

その道路の拡張では、ドラゴンズのＯＢで速球王と
して鳴らした選手の庭に、道路の予定線が、少しか
かっただけで、名古屋近郊の土地と補償金を十分も
らったが、普通の人は、敷地の半分が道路の予定線
にかかっても、立退きは認めず、通常の補償金と半
分になった敷地が残るだけで有名人にならんといか
んぞってその社長は教えてくれたことを思いだした。

色々な事情があるが、便利に対して、疑問を持つべ
き時が来たように感じるのは、私だけだろうか。