2018-02-24(Sat)
「おかあさん」って呼ぶこと
「おかあさん」って呼ぶこと
私の母は、今年数えで88歳、
米寿。
私の自宅がある小倉北区から
車で15分程度の距離の門司区
に一人で住んでいる。
私の職場は門司区にあり、車
で5分程度。
何かあればすぐにいつでも駆
けつけられる距離には居るが、
同居はしていない。
毎週土曜日10時実家を訪ね、
1週間のお買出しや用事をこな
し14時には実家をあとにする。
足こそ衰えてきて、少しずつ
しか歩けないが、頭はしっか
りしている。
まぁ自立していると言っていい。
話はチャコちゃんが亡くなって
からの事。
いつの事か記憶にないが「おか
あさん」を「お袋」と呼ぶよう
になっていた。
友達の手前やら何やらで「おか
あさん」と呼ぶのが恥かしくなり
「お袋」と呼んでいた。
「ママ」と呼ぶ家系ではないので
あえて「お袋」であった。
チャコちゃんが亡くなって、恥
ずかしいけど「おかあさん」と呼
ぶようにした。
「あかあさん、そこに段があるか
らつまずかないで」
「おかあさん、食欲があって幸せ
やね」
「おかあさん、いつまでも元気で
居てね」
あと何回「あかあさん」と呼べるか
わからないけど、恥かかしがらず
に「おかあさん」って呼ぶ。
昨日は、おかあさんが「あんたに
世話になっているから」と御小遣
いをくれた。
「いいよ、いくつだと思っているの?」
って口から出そうになった言葉を
言わずに、「おかあさん、ありがとう」
って言った。
辞退した時のお母さんの顔と、「おか
あさん、ありがとう」っていって
貰った時の顔、喜んでいるおかあさん
の顔を選んだ。
「バカな息子」そんなことを思う人も
いるだろうが、私は「あかあさん、
ありがとう」って言った時の嬉しそう
なおかあさんの顔が見たかった。
チャコちゃんが亡くなってから
「お袋」を「おかあさん」って呼んでいる。
私の中で、「お袋」を「おかあさん」に
格上。
なんだか自分も変わって来た気がしている。
実家のコマリちゃん




私の母は、今年数えで88歳、
米寿。
私の自宅がある小倉北区から
車で15分程度の距離の門司区
に一人で住んでいる。
私の職場は門司区にあり、車
で5分程度。
何かあればすぐにいつでも駆
けつけられる距離には居るが、
同居はしていない。
毎週土曜日10時実家を訪ね、
1週間のお買出しや用事をこな
し14時には実家をあとにする。
足こそ衰えてきて、少しずつ
しか歩けないが、頭はしっか
りしている。
まぁ自立していると言っていい。
話はチャコちゃんが亡くなって
からの事。
いつの事か記憶にないが「おか
あさん」を「お袋」と呼ぶよう
になっていた。
友達の手前やら何やらで「おか
あさん」と呼ぶのが恥かしくなり
「お袋」と呼んでいた。
「ママ」と呼ぶ家系ではないので
あえて「お袋」であった。
チャコちゃんが亡くなって、恥
ずかしいけど「おかあさん」と呼
ぶようにした。
「あかあさん、そこに段があるか
らつまずかないで」
「おかあさん、食欲があって幸せ
やね」
「おかあさん、いつまでも元気で
居てね」
あと何回「あかあさん」と呼べるか
わからないけど、恥かかしがらず
に「おかあさん」って呼ぶ。
昨日は、おかあさんが「あんたに
世話になっているから」と御小遣
いをくれた。
「いいよ、いくつだと思っているの?」
って口から出そうになった言葉を
言わずに、「おかあさん、ありがとう」
って言った。
辞退した時のお母さんの顔と、「おか
あさん、ありがとう」っていって
貰った時の顔、喜んでいるおかあさん
の顔を選んだ。
「バカな息子」そんなことを思う人も
いるだろうが、私は「あかあさん、
ありがとう」って言った時の嬉しそう
なおかあさんの顔が見たかった。
チャコちゃんが亡くなってから
「お袋」を「おかあさん」って呼んでいる。
私の中で、「お袋」を「おかあさん」に
格上。
なんだか自分も変わって来た気がしている。
実家のコマリちゃん



