霊感

霊感。

私の女房殿の姉は、佐野市でフラダンスの
教室を開いている。

とても人気の教室らしいが、女房殿や娘が
そう言っているだけで、本当のとこは、私
には分からない。

生徒さんとハワイでの催し物があるとか、
地元の栃木県佐野市やその周辺の町での催
し物がある事を伝え聞いているだけである。

この義姉は、女房殿より2歳上で私よりは
１歳上の56歳であるにもかかわらず、フレ
キシブでパワフルである。

フラダンスで人前に露出している御蔭か、
とてもその歳には見えないのである。

この義姉、とても霊感が強く、地元の霊感師
のところに行った時、家で一緒に働かないか
と言われた程である。

私と女房殿が結婚した25年前の事だ。

当時名古屋に住んでいた、女房殿にこの義姉
から電話が掛かって来た。

「昨日夢に、貴女の結婚式に出席していた参
列者や家族が出て来たんだけど、その誰もが
喪服来てるんだけど…」

「貴男の旦那の姿が無かったんよ」

「えっ？それって俺の葬儀ってこと」と聞き
返した私。

結婚したてだったので、例え夢であっても、
なんてひどい事をいう義姉だろうと思ったも
のである。

しかしそれから程無く、病気になったのである。

⇒病気１

⇒病気２

⇒病気３

⇒病気４

⇒病気５


随分経ってから、手相を見てもらったら、丁度
この時分に「生命線が切れてるよ」って言われた
ことも思い出した。

きっと誰かが、私にはまだ「生きろ」って助けて
くれたのだろうが、あの時の義姉の夢はなんだっ
たのだろうか。

かく言う私は全く霊感が無いので、良いのやら悪
いのやら。


《散歩拒否のチャコちゃん》