朝散歩 0817 台風

8月17日(水）今朝の散歩は、台風の
影響なのか、比較的快適だった。

寝ている時も暑苦しさで目が覚める事
もなく、目覚めも良かった。

連休明け、少々ボケ気味での仕事再開
で、昨日は疲れてしまった。

今日は、水曜の「早帰りディ」なので
みんなを早く返して、私も早々に引き
上げてくる予定である。

台風が、関東から北海道に行きそうな
ので、合宿中の次男が心配である。

折角の避暑地での合宿なので、有意義に
過ごしてもらいたいものである。

本日は、法政大学との練習試合で、Bチーム
での出場のようである。

早く「紺グレ」ジャージーに袖を通して
欲しいものである。







《可愛いおしりのチャコちゃん》



《ソファーの下に逃げ込む、チャコちゃん》



《見ないで？》

劇場型「鳥居耳鼻咽喉科医院」

「鳥居耳鼻咽喉科医院」は、小倉の百貨店
「井筒屋」の向かいにある。

小倉の商業施設「リバーウォーク」が出来る
前に、その地で開業していたが、その後現在
の場所に移転して来た。

うちの子供が小さい頃には良く通ったものだ
が、最近は行っていない。

鳥井医院長は、とても声が大きく、張りがあ
る声で接してくれる、名医であると思っている。

門司駅周辺に住んでいて、ボルサリーノに分厚
いドクターバックをもって、バスで小倉まで通
っている。

中肉中背の恰幅の良い、好々爺の先生である。

医院は、いつも患者さんが一杯で、1時間待ちは
ざらである。

劇場型の診療方針で、診察室の上は抜けていて、
診察内容は結構筒抜けである。


その日も、私は診察を受る為、1時間以上待って
いた。

中からは、お母さんと小学校と思しき低学年の男
の子の声。

先生「じゃ、注射しようか」

男の子「いやだぁー」と泣きじゃくる。

先生「大丈夫だから」

男の子「いやだぁー」と更に大きな声で泣きじゃ
くる。

お母さん「男の子でしょ、泣かないで我慢しなさい」

男の子「いやだぁー」「いやだぁー」を連呼。

先生「これ以上泣くようだったら、今日はこれまで
にしよう」

男の子「いやだぁー」とまだ泣きじゃくっている。

その時、『バシッ』と大きな音。

もう一度『バシッ』

頬っぺたをはたかれたんだとすぐに分かった。

一方、待合室では、この事を固唾を飲んで見守って
いる全く見ず知らずの患者の方々。

この子のお母さんでもおばあさんでも、親戚でも何
でも無いのに、「がんばれ」「大丈夫だよ」「すぐ
に終わるから」「男なんだから」そんな声が聞こえ
てきそうな雰囲気。

先生「今日はこれまで、またおいで」

私個人は、どうせヤンキーお母さんが、変な髪形を
した息子と一緒に出てくるんだろうと思って、見て
いたら、品の良い若いお母さんが、普通の男の子と
一緒に出てきて、待合にいた患者さんに向かって
「どうもお騒がせいたしました、すいませんでした」
と大きくお辞儀をした。

そして息子に「あなたもみなさんにご挨拶なさい」
と男の子の後頭部を手で押さえ、挨拶させて出て行
った。

なんだか、拍手が沸き起こりそうな雰囲気になり
みんなが長時間待っているにも関わらず、和やか
な顔になっていた。

果たして、私は何を期待していたんだろう？

恥かしくなった事を思い出した。


■鳥居耳鼻咽喉科医院
　〒802-0002
　北九州市小倉北区京町1-2-24
　電話番号：093-511-1405
　診療科目：耳鼻咽喉科,
　　　　　　気管食道科,
　　　　　　アレルギー科